補聴器を使ってみようとおもうけど、初めて使う人にとっては少しとっつきにくいものです。体にじかにつけるものだからしっかりと仕組みを理解してから使いたいですよね。補聴器の仕組みがどんなものかをわかりやすく説明します!
補聴器の仕組み
補聴器の目的
補聴器の目的は聴力が下がった人を助けるための機械。簡単に言うと入ってきた音を大きくして耳に伝え歌ものものになります。
仕組み
簡単に補聴器の仕組みを3つに分けて考えてみましょう。
1マイク
音を集めるためのもの。
音の入り口になるわけですが、場所は補聴器のタイプによって変わります。みみ太郎のモバイルタイプ(SX-011-2)の場合だと耳につけるイヤホンに装着されています。
見ればわかるようにサイズはかなり小さいです。耳に装着してもストレスにならないように小型化がすすめられています。
2アンプ
これはマイクで取り入れた音を大きくする装置になります。音を増幅させるためのものでこちらも小型化がすすめられています。最新のものだと1秒間に5億回の演算処理をすることができたりとこちらも日々進歩しています。
3スピーカー
最後のアンプで増幅された音を耳に届けるためのものがスピーカーになります。
この3つの段階を経て外の音を鼓膜まで届けるようになるわけですね。なんでこんなに小さいのにこんなに高いの?と思われがちですが、逆にこんなに小さいからこれだけの価格がするんです。
毎日持ち歩くことになる補聴器。できるだけ日々の生活にストレスを与えないように小型化がすすめられてきました。
みみ太郎の補聴器の仕組み
みみ太郎の特徴の一つが形状。上記の仕組みで音が増幅されて鼓膜まで届くまでに通るのが耳の耳介になります。
耳介とは?
じかは耳の見える部分。顔の横から広がるように出ていますね。耳の内部が外耳道になりますがそこへ音を集める部分です。耳を見るとわかりますが形状はかなり複雑になっていますね。
耳は音を集めるだけではなくて無駄な音をカットしたり聴きやすい音へ変換する必要もあります。それができる理由の一つがこの耳介の形状にあるといわれています。外耳道へ音が入るまでに耳介の複雑な形状を通して人が必要な音を伝えているようです。
みみ太郎はこの形に注目して、耳介の形状をシリコンで再現して機器に組み込んでいます。この仕組みで自然な聴こえを実現しているんですね。