みみ太郎は補聴器?集音器どちら?補聴器のつくりと集音器のつくりは根本的に違います。補聴器と集音器の違いとその特徴を合わせてご紹介!
補聴器と集音器の違い
デジタル処理が加えられるかどうか
補聴器はどんな音が聞き取りにくいかに合わせてデジタル処理が加えられます。例えば一定の周波数の音が聞き取りづらい場合は、その音だけをデジタル処理で増幅させたりするわけですね。ほかにも雑音を抑えたり。
こういった使用する人に合わせて調整する機能があります。なので購入した後もその人に合わせて調整をする前提になります。
みみ太郎は補聴器?集音器?
みみ太郎は補聴器ではなくて集音器。デジタル処理は加えられません。基本的には、「耳と全く同じ働き」をするようになります。
集音器としてのみみ太郎の聞こえ方の仕組みとは?
じゃあ調整できないならみみ太郎って大丈夫なの?
みみ太郎は「自然な音をそのまま取り込んで、脳へ届ける仕組み」
みみ太郎が注目したのは私たちに備わっている耳の形状そのものの可能性なんです。
あまり見る機会はないですが周りの人の耳の形を比べてみてください。当たり前の話ですが耳の形状はみんな同じ。
この耳の複雑な形には意味があるの?
その発想から開発されてきました。耳の形には、聞こえてくる音の速さ、距離感、方向に関係があります。複雑な形の耳を通して音に反射が起こり、周波数が乱れ、最後に鼓膜へ届きます。
この乱れが脳へ立体的な音の情報を届けているようなんです。
みみ太郎はこの耳の形状(耳介)に注目してい研究開発されました。人口の耳介を制作して集音器の口に設置することで、人が耳を聞く状態で音を聞けるようにしたわけです。
実はこれがみみ太郎で自然な音を聞くことができる秘密なんです。
みみ太郎で自然な音を聞くメリット、デメリット
メリット
「聴く力」を訓練、高めることができる
音が効きづらくなると自然と聞くための集中力が弱くなっていきます。みなさんも聞こえづらくなると余計に労力がいるから疲れてしまったなんてこともあるのでは?
ですがそうなると聴く力が弱まってしまうんです。老化が進んでしまう一方。
みみ太郎は自然な音がそのまま大きくなって聞こえてくるので、聞き分けるための労力が少なくて済むんです。なのでもともと私たちが持っていた、必要な音を聞き分けたり、余計な音をカットしたりする「聴く力」を訓練できるんです。
デメリット
はじめは慣れるまで時間がかかる
聴き始めはまだ脳が聴き分ける力が弱ったまま。雑音が大きく聞こえたり逆に疲れてしまったりということが起こるかもしれません。時間がかかるというのがデメリット。すんなりと初めから聴きやすい音を取り入れたい場合は、集音器ではなくて補聴器がおすすめです。
まとめ
みみ太郎は補聴器ではなくて集音器。
ですが人の耳の作りを再現したつくりで、自然な音を聞いて、そのままの音を脳に伝えています。
健康な耳に近い音を集めているから疲れにくい生の聞こえを体験できるんですね。
私と私の母も、貸出サービスで実際に使ってみました。実際のレビューはこちらからごらんください!